この1か月、エンバイトで116件に応募した。
1日3〜4件、多い日はそれ以上。
条件を極端に絞ったわけではないし、「理想の仕事」だけを狙ったわけでもない。
現実的にできそうな案件を、淡々と積み上げただけだ。
それでも、結果はほぼゼロだった。
連絡なし。面談なし。
進捗表示は「選考中」のまま止まり、何も動かない。
最初の1週間は、まだ楽観的だった
応募を始めた最初の頃は、正直そこまで気にしていなかった。
「応募が多いんだろう」
「少し時間がかかるだけだ」
そう思う余裕はあった。
むしろ、「これだけ数を打てば、どれかは動くだろう」という感覚すらあった。
求人サイトに慣れている人ほど、最初はこの楽観に寄りかかると思う。
2週間を過ぎたあたりから、違和感が強くなる
応募数が30件、50件と増えていく。
それでも、通知は来ない。
企業側の反応もない。
このあたりから、気持ちが少しずつ削られ始める。
不採用なら不採用でいい。
でも、「何も返ってこない」という状態は、
評価の土俵にすら上がっていない感覚を残す。
116件という数字が、じわじわ効いてくる
1件、2件なら気にしない。
10件でも「まあそんなもの」と流せる。
でも116件となると話が違う。
「これだけ動いても、何も起きないのか」という疑問が、
どうしても頭から離れなくなる。
努力量と結果が、あまりにも結びつかない。
ソロで動いていると、このズレは想像以上に精神にくる。
エンバイトは「応募すれば進む場所」ではない
ここで一度、感情を切り離して整理した。
エンバイトは、
応募=検討開始ではない。
企業側は、
・大量の応募
・複数媒体からの流入
・すでに決まりかけている枠
を同時に抱えている。
極端な話、最初の数人で決まれば、
残りの応募はほぼ見られないこともある。
それでも求人は掲載されたままだ。
「評価されない」のではなく「当てはまらない」
ここが一番、冷静に捉えるべき点だった。
落とされているわけではない。
能力を否定されているわけでもない。
ただ、「今その枠にハマらなかった」だけ。
年齢、職歴、タイミング、条件の微妙なズレ。
それらが数秒で判断され、静かにスキップされている可能性が高い。
これは個人の価値とは別の話だ。
応募数が多い=前進、ではなかった
この1か月で一番はっきりした気づきがある。
応募数が増えても、状況は必ずしも前に進まない。
116件応募したこと自体は事実だ。
でも、進捗ゼロという結果も、同時に事実だった。
何もしなかった1か月と、
116件応募した1か月。
精神的な消耗度は違うが、結果だけ見れば同じだ。
進捗ゼロも「情報」だと捉える
ここで腐っても仕方がない。
むしろ、この状況自体がひとつのデータだ。
・この媒体では動きにくい
・この条件では反応が出ない
・このやり方は今は合っていない
進捗ゼロは、「続けろ」というサインではない。
やり方を変えろ、という通知だ。
次にやるべきは「数」ではなく「軸」の変更
これ以上、同じ動きを続けても結果は変わらない。
だから次は、数を積む方向ではなく、軸をずらす。
・媒体を変える
・職種を一段ずらす
・短期・単発・派遣を挟む
・働き方そのものを再設計する
選択肢はいくつかある。
重要なのは、「116件やったから粘る」ではなく、
116件やったから判断を変えることだ。
ソロで動くということの厳しさ
ソロで生きるというのは、
誰も状況を説明してくれない世界で、
自分で判断し続けるということだ。
うまくいかない理由も、
正解も、
次の一手も、
全部自分で決めるしかない。
進捗ゼロの1か月は、正直しんどかった。
でも、ここで止まる理由にはならない。
静かにやり方を変える
大きく叫ぶ必要はない。
自分を責める必要もない。
ただ、静かにやり方を変える。
それだけだ。
この1か月は、
「今はこの道じゃない」ということを、
はっきり教えてくれた。
それで十分だと思っている。


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