はじめての動画編集Web面談。緊張とワクワクが交差した夜

キャリア戦略

2025年11月10日。
18時50分から、初めての「動画編集案件のWeb面談」があった。
Google Meetのリンクを開く手が、ほんの少し震えていた。
心臓がいつもより早く打っていたのを、マイクが拾っていないか心配になるほど。

画面に自分の姿が映った瞬間、
「ちゃんと映ってるかな」「顔が暗くないかな」と何度もチェックした。
事前にGoogle Meetで“背景ぼかし”をONにして、
余計な部屋の物を見せないようにしていた。
白い壁と自分だけの空間。まるでステージに立つような気持ちだった。


💻 事前準備の時間も、すでに練習の一部だった

面談の前、10分ほど早くリンクを開いた。
マイク、カメラ、照明の角度、全部チェック。
ライトはやや上から顔に当てると、影ができにくいと聞いたことがある。
小さなリングライトを点けて、鏡代わりにカメラを見ながら微調整した。

Google Meetの「テスト通話」で音声確認も済ませた。
ホワイトバランスの自動補正が働いて、部屋が少し明るく見えた。
まるで自分の“やる気”が光になって反映されたみたいだった。


🗣 面談スタート。最初の数分で空気が変わる。

画面に相手の顔が映ると、
「こんばんは、本日はよろしくお願いします」と柔らかな声が返ってきた。
その瞬間、緊張の糸が少し緩んだ。
相手の表情とトーンが明るくて、
「この人は映像の世界を楽しんでいる人だ」と感じた。

まずは自己紹介から。
「プレミアプロよくばり入門を一通り学びました」と伝えると、
「おお、あの本ですね!構成がしっかりしてるから、基礎力はもうありますね」と言われた。
その一言で、心の中のスイッチが入った。
「学んできたことは無駄じゃなかった」と思えた瞬間だった。


🎬 話の中で印象に残った言葉

担当者が言った言葉の中で、一番響いたのがこれだった。

「動画編集は、カットの技術より“伝える力”です。」

一瞬で心に刺さった。
確かに、カットやトランジション、BGMの入れ方は技術。
でも本当に人を動かすのは、映像の“意味”や“感情”。
テロップ一つ、音のタイミング一つで、全然違う印象になる。

その話を聞いているうちに、
プレミアプロを操作すること自体が「目的」じゃなく「表現手段」なんだと理解した。
目標は“クリックの数”ではなく、“伝わる映像”。


💬 フィードバックと実績の話

面談の後半では、案件の流れや納品のルールを説明してもらった。
中でも興味深かったのが、

「案件を完了された方には、条件付きで実績として公開してもOKです」
という部分。

つまり、納品後にクライアントの許可が出れば、
自分のポートフォリオとして動画を限定公開できる。
「成果が形になる」って、こんなにやる気が出るんだと実感した。
たとえ非公開リンクでも、自分の努力が“見える”というのは大きい。

また、担当者からもフィードバックをもらった。
「話し方が落ち着いていて丁寧ですね。コミュニケーション力も大事なので、すごく良い印象です」と。
思わず画面越しに笑顔になった。
オンラインでも、ちゃんと人と人がつながる感覚があった。


🌈 面談を終えて思ったこと

面談が終わったのは19時半ごろ。
ノートを閉じたあと、少しだけ放心した。
緊張もしたけど、それ以上に“楽しかった”。

映像をつくる仕事は、思っていたよりも「人との対話」が大切だと感じた。
クライアントの意図を読み取り、見る人の感情を想像し、
その両方を画面の中でつなげる。
動画編集は、まさに“コミュニケーションの延長線”なのかもしれない。

これから先、もっと学ぶことはたくさんある。
トランジションの種類、ホワイトバランスの調整、音声のノイズ除去。
でも今日の面談を通して、
「技術よりも、心を伝える編集者になりたい」と思った。


✨ 今日のまとめ

初めてのWeb面談は、ただの説明会ではなく、
“これからの人生の方向を少し変える体験”だった。
小さなパソコン画面の中で、自分の未来が少しだけ広がった気がした。
次にこのカメラを開くときは、もう緊張ではなく「作品を語る時間」にしたい。

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