Googleアドセンスを申請してから、約2週間。
正直、毎日サーチコンソールとメールを開くたびにドキドキしていた。落ちていたらどうしよう。やり直しになるだろうか。そんな不安をずっと抱えながらも、淡々と記事を書き続けた。そしてある朝、メールボックスにひっそりと届いていた1通の通知。「お客様のサイトが承認されました」。その文字を見た瞬間、胸の奥がじんわり熱くなり、思わず声が漏れた。「やった…ついに合格だ。」
それまでの記事数は約○本。内容は日記や体験談、散歩や外食ログ、思ったことを綴ったシンプルな記事が中心だった。決して完璧なサイトではない。デザインもまだまだ途中。でも、アドセンスに通ったことで感じたのは、「完成していなくてもスタートラインに立てる」ということだ。
審査期間の2週間は長かった。アクセスは少しずつ増えていたが、収益化まではまだ遠い。それでも、毎日記事を書きながら「もし合格したら、広告がついて誰かの行動とつながるかもしれない」と思うだけで、作業に集中できた。
アドセンスに通るために意識したことは３つ。
① 読者の役に立つ体験ベースの記事を書く
ただの日記ではなく、「誰かが検索しそうなキーワード」を入れる。スーパーの惣菜レビュー、散歩で見つけたカフェ、ひとり暮らしの節約アイデア。自分の生活そのものが価値になると気付いた瞬間だった。
② シンプルで読みやすい構成を意識
見出し、箇条書き、画像。文章がスッと読めるだけで離脱率は下がる。難しい言葉よりも、自分の言葉でまっすぐ書くことにした。
③ 最低限のポリシー対策
暴力・誹謗中傷・著作権違反・他者情報の露出は避けるのです。画像は自分で撮影するかAI生成。引用は控えめに。クリーンなサイト作りを続けた。
そして合格通知を見た瞬間感じたのは、「収益化が始まる」という喜びではなく、「ここからがスタートなんだ」という感覚だった。広告を貼っただけでは収益は生まれない。記事が増え、アクセスが増え、少しずつ価値が積み重なっていく。農業の種まきに似ている。今はまだ芽が出たばかり。でも、毎日少しずつ記事を書き、改善して、時間をかけて育てていけば、きっと大きく育ちます。
アドセンス合格はゴールではない。ここから、PVも収益も伸ばしていくフェーズに入った。焦らなくていい。ひとりでも書けるからこそ続けられる。ひとつの記事は小さな石のようだけど、積み上げると土台になる。
2週間待ち続けたあの時間も、今となっては大切な道のりだった。合格できた自分を少しだけ褒めたい。そして次のステップへ。今日も静かに、ソロハブに記事を積み重ねていく。
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