業務スーパー東中野店の“40円豆腐”はなぜ夜になると売り切れるのか?|ひとり暮らしのリアル

ひとり暮らし

東中野でひとり暮らしをしていた頃、いつものように業務スーパー石黒・東中野店に立ち寄った。
目的は決まっている。40円くらいで買える激安の豆腐だ。
タンパク質が取れて、味もクセがなくて、コスパ最強。筋トレをしている日ならなおさら欠かせない。

しかし——
夜に行くと かなりの確率で“売り切れている”

最初は偶然だと思った。でも何日も続く。
そのうち気づいた。


■ 40円豆腐は “ひとり暮らし・節約勢” にとって神アイテム

普通の豆腐は、だいたい90〜130円。
それが 40円台で買えるとなれば、誰だって飛びつく。

・夜ご飯にスープを作る
・冷ややっこで簡単に済ます
・味噌汁に豆腐を追加
・在宅飯のタンパク源に使う

どれにも使える。
しかも賞味期限が比較的長い日も多い。

ひとり暮らしの救世主なのだ。


■ 東中野は「節約意識の高い層」が多い街

東中野は、新宿から1駅の都心寄りなのに、学生・クリエイター・フリーランスなど、節約を意識する層が多い。

・夜遅くまで働く
・自炊をして節約
・シンプルな買い物しかしない

こういう人が多いから、夜に豆腐がなくなるのは自然な流れだった。


■ タンパク質目的の「筋トレ勢」が買い占める

最近は、筋トレブームで 高タンパクの安い食材が人気。
豆腐はその代表格。

40円でタンパク質約7〜8g。
2個買えば15g以上になる。

ジム帰りの人が買うのも見てきたし、夜9時過ぎでもレジに豆腐を3つ持つ人をよく見た。


■ 実際に売り切れていた日、棚はどうなっていたか?

棚だけがポッカリ空いて、
「えっ、そこだけ全部ない??」
という感じだった。

・厚揚げだけ残っている
・高い豆腐は残っている
・でも40円の豆腐だけ完全にゼロ

まるで“争奪戦”の跡みたい。


■ 気づいた攻略法:夕方〜18時なら買える

体感的には、

17:00〜18:30 → まだ残っていることが多い
19:30〜21:00 → ほぼ売り切れ

だった。

仕事帰りの人がどっと来るので、19時以降は危険。


■ 結論:40円豆腐は“地域のライフライン”

40円という破格の価格帯。
タンパク質が取れる。
ひとり暮らしでも調理しやすい。

だから、夜になると必ず売り切れる。

節約と健康を両立したい人が多い街では、こういう商品から消えていく。

東中野で暮らしていたあの頃——
業務スーパーの棚が空っぽになっているのを見るたびに、
「ああ、この街のみんなも頑張ってるんだな」と、静かに共感していた。

コメント

タイトルとURLをコピーしました