まいばすけっとはひとり暮らしの心を満たす店|生活に溶け込む便利さと安心感を実体験レビュー

ひとり暮らし

まいばすけっとというスーパーが、ここまで生活に溶け込むとは思っていなかった。
最初に入ったのは、仕事帰りの夜。22時近くでも店内の明かりは優しく、コンビニよりも落ち着いた空気があった。
広すぎず狭すぎず、ひとり分の買い物にはちょうどいいサイズ感。
スーパーほどの気合もいらず、コンビニほどの割高感もない──この中間が絶妙にありがたい。

棚を見渡すと、冷凍食品、惣菜、野菜、パン、牛乳…どれも必要最低限が並んでいる。
“あれこれ悩まずにすぐ選べる”というのが、まいばすけっとの最大の魅力だ。
冷凍チャーハンやうどん、カット野菜、焼き魚パックなど、ひとり分にちょうどいいサイズ。
特に夕方には、値引きシールが貼られた惣菜が並び、思わず笑ってしまうほどコスパがいい。
まいばすけっとに行くたび、「今日もこれで生き延びられる」と思う。

レジも早い。スタッフの方がとても感じがよく、レジ袋をお願いすると笑顔で対応してくれる。
チェーン店なのに、どこか人の温かさが残っているのがまいばすけっとの不思議な魅力だ。
小さな店舗の中に、安心感と生活感が詰まっている。
新宿や中野など、都会の中の“ほっと一息つけるスーパー”として存在しているのが好きだ。

そして、何よりも助かるのが営業時間。
多くの店舗が夜23時まで開いていて、帰宅が遅い日でも立ち寄れる。
仕事帰りに「明日の朝ごはんと、今夜の味噌汁の具」をさっと買って帰る。
そんな小さな行動が、毎日のリズムを整えてくれる。
便利すぎて、まいばすけっとが近くにあるかどうかで住みやすさが変わるレベルだ。

“ひとり暮らし=孤独”と思われがちだけど、こういう小さなお店が近くにあると、
それだけで安心感が増す。
お店の照明、人の声、レジ袋の音。どれも日常の一部になっている。
ひとりで食卓に座り、惣菜を温めて、ご飯を盛り付ける。
その瞬間、「今日もちゃんと暮らしてるな」と思える。

高級スーパーではない。
でも、日々の“ほどよい幸せ”を支えてくれるのが、まいばすけっとだ。
食材が豊富なわけじゃないのに、不思議と心が満たされる。
どんなに忙しい日でも、あの赤い看板を見ると安心する。

「また明日もここに寄れる」と思える店。
それが、まいばすけっと。
ひとり暮らしの心とお腹を満たしてくれる、ささやかな居場所だ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました