デッドリフト90kg、1回成功。ひとりでも前向きになれたジムの夜

ひとり健康

今日のジムで、ひとつの壁を越えた。
デッドリフト90kg、1回成功。
正直、ギリギリだったけど、バーが最後まで上がった瞬間、
思わず「よしっ」と声が出た。

重りを戻したあと、
手のひらの感触と呼吸の荒さで、
「やっとここまで来たんだな」と実感した。


🧱小さな積み重ねの先にあった“1回”

筋トレを始めたころは、
バーだけでも重く感じていた。
60kg、70kg、80kg……と少しずつ伸ばして、
やっと今日、90kgのラインに届いた。

誰かに褒められるわけでもない。
ジムの空気もいつも通りで、
まわりの人たちはそれぞれのトレーニングに集中している。
それでも、自分の中では大きな進歩。

あの1回は、数字以上に重かった。
「昨日より強くなった」という実感が、
少しだけ自分を前向きにしてくれた。


⚙️フォームと呼吸、そして集中

デッドリフトは、ただ持ち上げるだけじゃない。
背中、脚、腕、全部を使う。
特に大事なのはフォーム。

腰を落としすぎず、背中を丸めず、
バーを体に沿わせながら真っすぐ引き上げる。
一瞬でも気が抜けると、
腰にくる。

だからこそ、1回の成功が大きい。
筋トレって、単純なようで奥が深い。
フォームを整え、呼吸を合わせ、
体と心を同時にコントロールする時間だ。


🧠「できた」が与えるメンタルの変化

不思議だけど、
たった1回バーが上がっただけで、
気持ちが前向きになる。

筋トレって、努力が可視化される。
回数、重量、フォーム。
全部が“数字”と“体感”で分かる。

会社でもなく、他人でもなく、
「自分の記録」を更新できる感覚が心地いい。
この小さな成功体験が、
日常のモチベーションに変わっていく。


🏃‍♂️ジムを出るときの空気

トレーニング後のシャワーを浴びて、
外に出ると少し冷たい風。
筋肉に残る張りと疲労が、
「今日やったぞ」という証拠。

自販機で水を買って、
ベンチに座りながら少し休む。
空を見上げると、
なんだかすっきりしていた。

筋トレって、
体を変えるだけじゃなくて、
心を整える時間でもある。
90kgを上げた達成感よりも、
「また次、いけるかもしれない」と思えた気持ちが嬉しかった。


🚀次の目標と“ひとり時間”の意味

次は95kg。
焦らず、フォームを守って少しずつ。
トレーニングは他人との競争じゃない。
昨日の自分に勝てたら、それでいい。

ひとりで黙々とバーを握る時間。
その静けさが、
いつの間にか自分の中の“芯”を作ってくれている。

誰に見せるためでもない、
誰に評価されるわけでもない。
けれど、確かに前へ進んでいる。
それが、今の自分には一番の報酬だと思う。


🌙まとめ:ひとりでも、成長を感じられる場所

デッドリフト90kgの成功は、
たった1回の動作だけど、
心には長く残る。

努力は地味でも、確実に積み重なっている。
「できた」という小さな実感が、
次の一歩を作る。

今日の筋トレは、
単なる運動じゃなくて、
“自分を信じ直す時間”だった。

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