東京の地下鉄や地下駅を利用していると、意外と難しいのが「出口」だ。
電車を降りるところまでは簡単でも、地上へ出た瞬間、
「ここはどこだ?」
となることがある。
目的地の最寄り駅までは正しく来ている。
乗る電車も間違えていない。
それなのに出口を一つ間違えただけで、目的地とは違う方向へ歩き始めてしまう。
三軒茶屋駅も、初めて利用するときには出口を意識しておきたい駅の一つだ。
そこでやってみたいのが、
三軒茶屋駅の出口を一つずつ実際に出てみる
という企画。
同じ三軒茶屋駅でも、出口が違えば目の前に見える景色は変わる。
今回は「出口によって何が違うのか」という視点から、実際に歩くときに確認したいポイントを整理してみる。
電車を降りたところから出口選びは始まっている
三軒茶屋駅には東急田園都市線が通っている。
ここで最初に意識したいのは、地上へ出てから方向を考えるのではなく、駅の中にいる段階で出口を確認することだ。
地下駅では、適当に階段を上がってしまうと、地上に出てから現在地を把握するまでに時間がかかることがある。
出口案内を見る。
目的地の名前を探す。
近くの建物や道路を確認する。
そして出口番号を決める。
この順番にするだけでも迷いにくくなる。
普段から方向感覚に自信がある人なら、それほど気にならないかもしれない。
しかし方向音痴の場合、
「とりあえず地上に出よう」
が意外と危ない。
三軒茶屋駅でも、出口ごとの違いを知っておけば、最初の一歩を間違える可能性を減らせる。
出口を変えるだけで最初に見える景色が変わる
出口比較で面白いのは、同じ駅なのに第一印象が変わることだ。
ある出口から出れば大きな道路が目に入る。
別の出口なら店が目につく。
また別の出口では、目的地までの方向を判断しやすい建物が見つかるかもしれない。
距離としてはそれほど離れていなくても、人間は最初に見えた景色を基準に現在地を理解しようとする。
そのため出口が変わるだけで、
「分かりやすい」
「どっちへ行けばいいのか分からない」
という感覚まで変わる。
今回の企画では、単純に出口の場所を記録するだけではなく、
地上へ出た瞬間に何が見えるのか
を比べてみたい。
これは方向音痴にとってかなり重要な情報になる。
大きな道路を基準にすると位置を把握しやすい
三軒茶屋周辺で方向を判断するときは、大きな道路が一つの目印になる。
地上へ出たら、まず道路を見る。
車がどちらへ流れているかを見る必要まではない。
大切なのは、
「自分はいま大通りのどちら側にいるのか」
を把握することだ。
地下にいると東西南北の感覚を失いやすい。
しかし大きな道路や特徴的な建物を基準にすると、地図と現実を結びつけやすくなる。
出口ごとに、
大通りが正面にあるのか。
右側にあるのか。
振り返ると見えるのか。
これだけでも記録しておくと、次に三軒茶屋駅を利用するときに役立ちそうだ。
キャロットタワー方面へ行くなら出口選びが重要になる
三軒茶屋の代表的な目印として分かりやすいのがキャロットタワーだ。
高い建物なので、地上へ出た後の方向確認にも使いやすい。
ただし、地下から出た瞬間に必ず見えるとは限らない。
建物の陰に入ることもある。
向いている方向によっては、振り返らないと分からない場合もある。
だからこそ、
「キャロットタワーへ行くなら、どの出口から出ると分かりやすいのか」
という視点で出口を比較する価値がある。
単純な距離だけではない。
地上へ出てから迷いにくいか。
信号を何回渡るのか。
目印を見つけやすいか。
こうした違いも実際に歩いて確認したい。
世田谷線へ乗り換えるときも確認してみたい
三軒茶屋には田園都市線だけでなく、東急世田谷線もある。
初めて利用する場合、
「世田谷線はどこ?」
となる可能性がある。
地下を走る田園都市線と、街の中を走る世田谷線では駅の雰囲気も違う。
そのため今回の出口巡りでは、
どの出口から出ると世田谷線の三軒茶屋駅を見つけやすいのか
も確認してみたい。
案内表示だけで行けるのか。
一度地上へ出ると迷うのか。
建物を目印にできるのか。
実際に田園都市線のホームから歩いて時間を測れば、
「乗り換えに何分見ておけばいいか」
という別の記事にも発展できる。
出口ごとに時間を測ると面白い
せっかく全部の出口を回るなら、ストップウォッチを使ってみたい。
改札付近をスタート地点にする。
出口まで歩く。
地上へ出たところで停止する。
これを出口ごとに繰り返す。
すると、
「一番近く感じた出口」
と
「実際に一番短時間だった出口」
が違う可能性もある。
階段が多い。
通路が長い。
途中で曲がる。
人が多い。
こうした要素でも体感時間は変わる。
写真だけでは分からない情報なので、実際に歩く記事との相性がいい。
階段だけでなくエレベーターも確認したい
出口比較というと階段の位置ばかり見てしまう。
しかし荷物が多い日や足が疲れている日は、エレベーターの場所も重要だ。
階段なら近い。
でもエレベーターを使うと少し遠回りになる。
そんなケースも考えられる。
出口巡りをするなら、
階段。
エスカレーター。
エレベーター。
この3つも可能な範囲で確認してみたい。
特に東京を長時間歩いた後は、数十段の階段でも意外ときつい。
「最短出口」だけではなく、
「疲れているときに使いやすい出口」
という評価があっても面白い。
方向音痴なら出口を写真で覚える方法もある
駅名と出口番号だけを覚えるのが苦手なら、景色で覚える方法もある。
例えば、
「この出口を出ると大きな道路」
「ここを出ると高い建物が見える」
「この出口なら世田谷線方面へ行きやすい」
というように、出口番号と景色をセットにする。
数字だけより記憶に残りやすい可能性がある。
実際の記事でも、各出口について、
地上へ出た直後の写真。
振り返って見た出口。
目の前の道路。
近くの目印。
この4種類を撮っておけば、かなり分かりやすい記事になりそうだ。
全部出てみると駅の構造が頭に入りそう
普段の駅利用では、目的地に必要な出口しか使わない。
だから何度利用しても、駅全体の構造は意外と分からないままだ。
しかし一度すべての出口を回れば、
「この出口とこの出口は地上では意外と近い」
「ここから出ると道路の反対側になる」
「世田谷線へ行くならこちら側」
という関係が見えてくる。
地下の案内図だけを眺めるより、実際に地上へ出たほうが理解しやすいこともある。
出口巡りそのものが、駅を覚える練習になるわけだ。
一番便利な出口は目的によって変わる
最終的に、
「三軒茶屋駅ではこの出口が一番」
とは決められないと思う。
キャロットタワーへ行く。
世田谷線へ乗り換える。
飲食店を探す。
住宅街方面へ歩く。
待ち合わせをする。
目的によって便利な出口は変わるからだ。
だから今回確認したいのはランキングではない。
「どの出口を選ぶと、どんな場所へ出るのか」
という違いだ。
それが分かれば、次回から目的に合わせて出口を選べる。
実際に全部の出口を歩いて完成させたい
三軒茶屋駅へ行くだけなら簡単だ。
しかし出口を一つずつ出てみると、駅の見え方はかなり変わるかもしれない。
どの出口が一番分かりやすかったか。
どこが一番迷ったか。
世田谷線へ向かいやすかったのはどこか。
地上へ出た瞬間に現在地を理解できたのはどこか。
そして全部回るのに何分かかったのか。
実際に歩けば、こうした情報を追加できる。
駅を「利用する場所」として見るだけでなく、
一つの駅そのものを歩いて攻略する。
三軒茶屋駅の出口を全部回るだけでも、一人で東京を歩く小さなチャレンジになる。
次に三軒茶屋へ行ったら、いつものように目的地へ直行するのではなく、あえて出口を一つずつ出てみたい。
同じ駅なのに、出口が変わるだけで東京の景色がどれくらい違って見えるのか。
実際に自分の足で確かめてみたい。


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