仕事を探していると、「何件くらい応募すれば反応があるのだろう」と考えることがある。
1件ずつ求人を読んで、条件を確認して、応募する。
しかし、なかなか連絡が来ないと、
「自分の経歴では厳しいのか」
「年齢が原因なのか」
「もっと応募したほうがいいのか」
と不安になってくる。
そこで今回は、かなり思い切った行動をした。
都内の求人に約500件応募してみた。
もちろん500件すべてが完全に同じ条件ではない。仕事内容、勤務地、時給、雇用形態などには違いがある。
それでも、とにかく応募数を増やしてみた。
すると翌日、予想していなかったことが起きた。
午前中だけで電話が8件きた。
今回は、実際に大量応募してみて感じたことを記録しておきたい。
※この記事は私個人の求職活動の記録です。応募数や連絡数は一例であり、同じ方法で同じ結果になることを保証するものではありません。
1.500件応募するという極端な方法を試した
500件という数字だけを見ると、かなり多い。
普通の転職活動なら、
求人を読む。
会社を調べる。
応募書類を作る。
数社応募する。
という流れになると思う。
しかし今回は、それとはかなり違う。
私はまず、応募数を増やしたら実際にどれくらい反応があるのかを自分で確かめてみたかった。
求人情報を見ながら、応募できそうなものに次々と応募していった。
数十件ではない。
100件を超え、さらに応募した。
最終的には約500件になった。
さすがに自分でも、
「これは応募しすぎたかもしれない」
と思った。
2.応募した当日はそれほど実感がなかった
大量に応募している最中は、意外と反応を実感できない。
応募ボタンを押す。
次の求人を見る。
また応募する。
その繰り返しだからだ。
画面上では応募件数が増えていくが、まだ面接が決まったわけではない。
仕事が決まったわけでもない。
そのため500件応募しても、その日の段階では、
「とりあえず大量に応募した」
という感覚しかなかった。
問題は翌日だった。
3.翌日の午前中から電話が鳴り始めた
翌日になると、電話がかかってきた。
求人への応募についてだった。
そして、また電話。
さらに別のところからも電話。
午前中だけで数えてみると、
8件。
これは想像以上だった。
もちろん500件応募して8件なので、単純計算すると約1.6%になる。
ただし、この数字を「応募成功率」と考えるのは早い。
まだ翌日の午前中だけだからだ。
メールで連絡してくる会社もある。
午後以降に電話してくるところもある。
数日後に連絡が来る可能性もある。
さらに、500件すべての選考状況を確認した数字でもない。
それでも、
「応募すると実際に反応は返ってくる」
ということを強く実感した。
4.電話8件でも仕事が8件決まったわけではない
ここは重要だと思う。
電話が8件来たからといって、
「8社から採用された」
という意味ではない。
応募内容の確認かもしれない。
希望条件を聞く電話かもしれない。
派遣会社なら、登録や案件紹介の連絡という場合もある。
そして話をしてみた結果、
勤務地が合わない。
仕事内容が違う。
必要な経験が足りない。
時給が希望より低い。
勤務開始時期が合わない。
ということもある。
だから、
応募→電話→面談→職場紹介→採用
はそれぞれ別の段階として考えたほうがいい。
今回はまだ入口だ。
5.それでも「応募しなければ0件」だった
今回、一番強く感じたのはこれだった。
応募しなければ電話は来ない。
求人を眺めているだけでは何も始まらない。
もちろん、条件を無視して何でも応募すればいいという話ではない。
しかし、
「自分には無理かもしれない」
「年齢的に厳しいだろう」
「もっと経験が必要ではないか」
と考えすぎて応募しなければ、可能性は最初からゼロになってしまう。
少なくとも今回の経験では、500件応募したことで翌日の午前中だけでも8件の電話が来た。
これは自分にとって大きな発見だった。
6.大量応募すると別の問題も出てくる
一方、大量応募には明確な弱点もあった。
どの求人から電話が来たのか分からなくなりやすい。
電話番号を見ても、すぐには会社名が分からない。
電話に出ると、
「昨日ご応募いただいた○○の件ですが」
と言われる。
しかし500件近く応募していると、
「どの求人だっただろう」
となる。
仕事内容を聞いて、ようやく思い出すこともある。
これは大量応募をして初めて分かった問題だった。
7.応募管理をしないと混乱する
500件規模になると、記憶だけで管理するのは難しい。
そこで必要になるのが応募管理だ。
最低限、
会社名・求人名・勤務地・時給・応募日・連絡の有無・次の予定
くらいは残したほうがいいと感じた。
特に電話が複数来るようになると、
「この会社には何を話した?」
「明日電話するのはどこ?」
「面談予定は何時?」
という混乱が起こりやすい。
大量応募では、応募する能力より整理する能力のほうが重要になる瞬間がある。
8.電話に全部出る必要があるのかも考えた
午前中だけで8件来ると、電話対応だけでも時間を使う。
さらに今後も連絡が増えれば、一日中電話を気にすることになる。
そのため今後は、応募時点でもう少し条件を絞ったほうが効率的かもしれない。
例えば、
勤務地。
時給。
仕事内容。
勤務時間。
契約期間。
自分の経験が使えるか。
このあたりを先に確認する。
500件応募は「反応を見る実験」としては面白かった。
しかし仕事を実際に決める段階では、数だけではなく条件との一致度も重要になる。
9.500件応募して見えた「求人サイトの使い方」
以前なら、1件の求人をかなり慎重に見ていた。
「この会社なら採用されるだろうか」
「応募して断られたら嫌だな」
と考えることもある。
しかし大量応募すると感覚が変わる。
1社の結果に必要以上に気持ちを左右されにくくなる。
1社から連絡がなくても、別の会社から電話が来る。
不採用になっても、次の応募がある。
これは精神的には意外と大きかった。
ただし、だからといって無差別に応募すればいいとは思わない。
自分が働く意思のある求人を中心に応募することは必要だ。
10.「500件応募」はおすすめできるのか
では、他の人にも500件応募をおすすめするか。
これは簡単にはおすすめできない。
500件応募すると、その後の管理が大変になるからだ。
連絡が集中する可能性もある。
求人内容を覚えきれない。
似た案件に重複して応募してしまう可能性もある。
派遣求人なら、同じ案件が複数の求人ページに掲載されていることも考えられる。
だから今回の経験から考えると、
応募数を増やす考え方は使える。しかし500件という数字そのものを真似する必要はない。
というのが現在の結論だ。
11.これから見るべきなのは「8件のその後」
今回の記事で一番重要なのは、実はここからだと思っている。
500件応募した。
翌日の午前中に8件電話が来た。
しかし、本当に知りたいのはその先だ。
8件のうち何件が面談まで進むのか。
何件が実際の仕事紹介につながるのか。
希望条件に合う案件は何件あるのか。
そして最終的に何件採用されるのか。
ここまで記録すると、単なる「500件応募した」という体験談から、かなり具体的な求職データになる。
例えば最終的に、
応募500件→電話○件→面談○件→採用○件
まで分かれば、自分の仕事探しにおける一つの基準になる。
12.50代の仕事探しでも、まず動くことで見えるものがある
年齢を重ねてから仕事を探していると、応募前に考えることが増える。
経験は通用するのか。
年齢で落とされないか。
希望時給は高すぎないか。
若い人のほうが採用されるのではないか。
考え始めるときりがない。
しかし今回、約500件応募して翌日の午前中だけで8件の電話を受けて思った。
応募前に想像していたことと、実際に応募したあとの世界は違う。
もちろん8件の電話だけで転職活動が成功したとは言えない。
むしろ勝負はこれからだ。
それでも、自分の中で「応募してもほとんど相手にされないのでは」という不安は少し変わった。
実際に動けば、少なくとも何らかの反応が返ってくることはある。
まとめ|500件応募した結果、翌日午前だけで8件の電話が来た
都内の求人に約500件応募してみた。
すると翌日の午前中だけで8件の電話が来た。
この結果だけを見て、大量応募が正解だったとはまだ言えない。
電話が来ることと、希望する仕事に採用されることは別だからだ。
ただ、今回の経験で一つ分かった。
仕事探しは、応募する前に考えているだけでは分からないことが多い。
そして大量応募すると、今度は「応募数」ではなく「管理」と「選別」が課題になる。
次に記録したいのは、
500件応募した結果、最終的に面談は何件、採用は何件になったのか。
ここまで追えば、今回の500件応募が本当に意味のある方法だったのかが見えてくる。
今はまだ、その途中だ。
だからこそ、この時点の数字もSolo Logに残しておこうと思う。


コメント