目的地まで徒歩90分|電車を使わず歩くメリット・デメリット

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7.5kmになる。

実際の街歩きでは信号待ちや休憩もあるので、地図アプリの表示時間と実際の所要時間がずれることもある。

個人的な感覚では、90分は「ちょっとそこまで」という距離ではない。

それでも、長距離散歩として考えると十分に挑戦できる時間でもある。

ここが徒歩90分の面白いところだ。

メリット1|交通費を使わず移動できる

分かりやすいメリットは交通費だ。

電車やバスなら数百円程度かかる移動でも、徒歩なら基本的に交通費はかからない。

1回だけなら大きな金額ではない。

しかし、

「今日は時間があるから歩こう」

という日を月に何回か作れば、小さな節約になる。

ただし、途中でコンビニに寄って飲み物やお菓子をたくさん買えば、交通費より高くなることもある。

徒歩=必ず節約、とは限らない。

私は「移動そのものを散歩として楽しめるなら、交通費も使わず一石二鳥」というくらいに考えるのがちょうどいいと思う。

メリット2|移動と運動を同時にできる

わざわざウォーキングの時間を作らなくてもいいのは大きい。

例えば、

「今日は1時間歩こう」

と思っても、目的がないとなかなか外へ出られないことがある。

ところが、

「目的地まで行く」

という理由があると歩きやすい。

目的地まで90分なら、往路だけでもかなり歩くことになる。

散歩のために歩くのではなく、移動そのものがウォーキングになる。

仕事や買い物など、普段の生活と組み合わせられるのが徒歩移動の魅力だ。

メリット3|知らない街を発見できる

電車では、駅と駅の間の街を見ることがほとんどない。

地下鉄ならなおさらだ。

出発駅から電車に乗り、目的駅で降りる。

効率はいいが、その間にどんな街があるのか分からない。

徒歩なら違う。

小さな商店街。

昔ながらの住宅街。

公園。

川。

知らなかった飲食店。

「こんなところにこんな店があったのか」

という発見がある。

東京は駅ごとに街の雰囲気が変わるので、徒歩で駅と駅をつなぐと、その変化も感じられる。

これは電車移動では得にくい楽しさだ。

メリット4|自分の生活圏が広く感じられる

電車だけで移動していると、

「この街とこの街は別の場所」

という感覚になりやすい。

しかし一度歩いてつないでみると、

「意外と歩いて行けるんだな」

と思うことがある。

頭の中にある東京の地図が少しずつつながっていく感じだ。

「あの道をまっすぐ行けば、前に歩いた場所へ出る」

と分かるようになる。

徒歩移動を何度か経験すると、駅ではなく道路を基準に街を見るようになるのも面白い。

メリット5|達成感がある

90分歩いて目的地へ到着すると、単純に達成感がある。

電車で着けば普通の移動だ。

しかし自分の足で到着すると、

「ここまで歩いてきた」

という記憶が残る。

同じ目的地でも印象が違う。

特に初めて歩くルートでは、残り30分、残り15分と目的地が近づいてくるのが楽しい。

長距離散歩には、小さな旅のような感覚がある。

デメリット1|とにかく時間がかかる

最大のデメリットはこれだ。

電車なら20~30分程度のところへ90分かけて移動する。

時間効率だけで比較すれば、電車のほうが圧倒的にいい。

忙しい日に無理して歩く必要はない。

例えば仕事開始まで時間がないのに、

「節約したいから歩こう」

と考えるのはリスクがある。

徒歩は信号待ちや道間違いでも時間が変わる。

90分という表示なら、余裕を持って予定を組んだほうがいい。

デメリット2|到着した時点で疲れている

これは目的によって重要になる。

散歩そのものが目的なら問題ない。

しかし、その後に仕事がある場合は別だ。

90分歩いた後に数時間働く。

さらに帰宅する。

これでは「行きの徒歩」で体力を使いすぎる可能性がある。

立ち仕事や体を使う仕事なら、なおさらだ。

徒歩で行ける距離かどうかだけでなく、

「到着後に何をするのか」

まで考えたほうがいい。

デメリット3|天候の影響を直接受ける

90分歩くとなると、天気はかなり重要だ。

雨。

真夏の暑さ。

冬の寒さ。

強風。

こうした条件によって難易度は大きく変わる。

出発時は曇っていても、途中から雨が降ることもある。

特に暑い日は「歩ける距離だから大丈夫」と単純には考えないほうがいい。

無理せず電車へ変更する判断も必要だ。

デメリット4|靴や荷物で難易度が変わる

同じ90分でも、手ぶらと重い荷物ではまったく違う。

靴も重要だ。

長距離歩行に向いていない靴だと、途中から足が痛くなることがある。

仕事用の荷物。

ノートパソコン。

買い物袋。

こうしたものを持って90分歩けば、体への負担も増える。

距離だけを見て判断しないほうがいい。

デメリット5|帰りのことを忘れやすい

行きは元気なので、

「90分くらい歩ける」

と思いやすい。

問題は帰りだ。

目的地で用事を済ませたあと、また90分歩けば往復3時間になる。

これはかなり違う。

そこで私は、

行きは歩いて、帰りは電車

という方法もありだと思う。

全部歩く必要はない。

疲れたら電車に乗ればいい。

徒歩と電車を組み合わせれば、長距離散歩のハードルはかなり下がる。

徒歩90分を選びやすい日

私なら、次のような条件なら徒歩を検討しやすい。

時間に余裕がある。

天気が悪くない。

荷物が少ない。

歩きやすい靴を履いている。

到着後に激しい予定がない。

途中から電車やバスへ切り替えられる。

逆に、大切な約束や仕事がある日なら、時間の確実性を優先したい。

「歩けるか」と「歩いたほうがいいか」は別の話だ。

途中で電車に乗っても失敗ではない

長距離徒歩を始めると、

「最後まで歩かなければ意味がない」

と思ってしまうことがある。

しかし、私はそう考える必要はないと思う。

60分歩いて疲れた。

雨が降ってきた。

足が痛くなった。

予定より時間がかかった。

そんなときは最寄り駅から電車に乗ればいい。

徒歩90分というのは競技ではない。

生活の中の移動方法の一つだ。

途中で交通機関に切り替えられるのも、街歩きのメリットだと思う。

電車ではなく歩くと「移動」がイベントになる

電車なら、目的地へ着くことが重要になる。

徒歩だと少し違う。

途中の道も体験になる。

知らない商店街を見つける。

川を渡る。

公園で休憩する。

知らない駅の前を通る。

目的地へ到着するまでの90分そのものが、一つの小さなイベントになる。

効率だけを考えれば電車の勝ちだ。

しかし、すべての移動を最短時間にする必要もない。

時間に余裕のある日くらい、あえて遠回りするのも悪くない。

まとめ|徒歩90分は「移動+散歩」と考えると面白い

目的地まで徒歩90分。

数字だけを見ると遠く感じる。

実際、時間もかかるし、疲れる。

天候や荷物によっては、電車を選んだほうがいい日もある。

一方で、交通費を抑えながら運動でき、知らない街を発見し、自分の生活圏を自分の足でつなげられる。

これは徒歩移動ならではの面白さだ。

私の場合、徒歩90分を「電車の代わり」とだけ考えると長く感じる。

しかし、

「目的地まで90分の散歩をする」

と考えると印象が変わる。

行けるところまで歩く。

疲れたら電車に乗る。

帰りだけ電車でもいい。

無理に完歩する必要はない。

効率を求める日は電車。

時間に余裕がある日は徒歩。

そんなふうに使い分ければ、普段の移動そのものがちょっとした旅になる。

次に地図アプリで「徒歩1時間30分」と表示されたら、すぐに遠すぎると決めるのではなく、天気と体調と予定を確認してから、

「今日は歩いてみようかな」

と考えてみるのも面白い。

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