ブログを続けていると、「記事数を増やせば、いつかアクセスも増える」と考えたくなります。
100記事。
200記事。
300記事。
そこからさらに記事を書き続けて、ついに600記事。
これだけ書けば、かなり大きなブログになったように感じます。
しかし現実には、600記事を書いても思ったほどアクセスが増えないことは十分あり得ます。
私も複数のサイトを運営しながら記事を増やしているので、記事数が増えること自体は大きな前進だと思っています。
ただ、600記事まで来てもアクセスが少ないなら、そろそろ「もっと書く」だけではなく、別の部分を見る必要があるのではないでしょうか。
今回は、600記事を書いてもアクセスが少なかった場合、私なら何を変えるのか考えてみます。
まず600記事を書いたこと自体は無駄ではない
アクセスが少ないと、
「600記事も書いたのに意味がなかったのでは?」
と思ってしまうかもしれません。
しかし、私はそうは考えません。
600記事あれば、かなりのデータが蓄積されているはずです。
検索結果に表示される記事。
まったく表示されない記事。
少しだけクリックされる記事。
検索順位20~30位あたりにいる記事。
予想外の検索語で表示される記事。
こうした違いが見えてきます。
10記事しかなければ判断材料は少ないですが、600記事あれば、
「Google検索で反応が出る記事と出ない記事の違い」
を自分のサイトから調べられます。
ここからは記事数そのものより、600記事から何を学ぶかが重要になってくると思います。
601記事目を書く前にSearch Consoleを見る
私なら600記事に到達したら、すぐ601記事目を書く前にSearch Consoleを確認します。
見る数字を増やしすぎる必要はありません。
まず確認したいのは、
- 表示回数
- クリック数
- CTR
- 平均掲載順位
- 実際に表示されている検索クエリ
です。
特に気になるのは、表示回数はあるのにクリックが少ない記事です。
これは完全に需要がない記事とは違います。
検索結果には出ている。
しかし選ばれていない。
この場合、新しい記事を10本追加するより、タイトルや検索意図とのズレを確認したほうが効果的かもしれません。
0から1になりそうな記事を探す
600記事全部を同じように直す必要はないと思います。
むしろ、それをやったら大変です。
私なら最初に、
「あと少しで伸びそうな記事」
を探します。
例えば、検索順位が11~30位あたりの記事です。
もちろん順位だけで判断することはできません。
それでも、まったく表示されていない記事より、すでに検索結果に出ている記事のほうが改善材料を見つけやすいでしょう。
タイトルは検索意図に合っているか。
結論が遅すぎないか。
足りない情報はないか。
似た記事への内部リンクはあるか。
記事を書いた当時より良い説明ができないか。
こうした部分を直します。
600記事という資産があるなら、新しい土地を探し続けるだけでなく、芽が出ている場所を育てるという発想に変えてもいいはずです。
タイトルを変える
アクセスが少ないと本文ばかり直したくなります。
しかし、検索結果で最初に見られるのはタイトルです。
表示されているのにクリックされないなら、タイトルを確認する価値があります。
例えば、
「一人暮らしの食事について」
より、
「卵10個は一人暮らしには多い?無理なく使い切る方法」
のように、何について答える記事なのか明確なほうが検索者には分かりやすいでしょう。
これは文字数の問題ではありません。
検索した人が知りたいこととタイトルが一致しているかです。
600記事あるなら、タイトルだけでもかなり改善余地が見つかると思います。
似た記事を内部リンクでつなぐ
記事数が少ないころにはできなかったことも、600記事あればできます。
それが内部リンクです。
例えば、
「クリック0の記事」
について書いた記事があれば、
「表示回数が増えた記事」
「検索順位30位の記事」
「リライトする記事の選び方」
といった記事につなげられます。
1記事だけで読者の疑問をすべて解決しようとするのではなく、
関連記事をサイト全体でつないでいく
という考え方です。
600記事あるのに、それぞれの記事が孤立しているのはもったいないです。
記事数が増えたからこそ、内部リンクの整理は重要になってきます。
カテゴリーも見直したい
600記事になると、最初に作ったカテゴリー構成が合わなくなることがあります。
記事が10本のころに便利だった分類と、600記事になったサイトに必要な分類は同じとは限りません。
記事が特定カテゴリーに集中していないか。
逆に、ほとんど記事がないカテゴリーが残っていないか。
似たテーマが別カテゴリーに分散していないか。
読者が次の記事を探しやすいか。
ここを見直します。
特に複数テーマを扱うサイトでは、何について詳しいサイトなのかが分かる構造にしておきたいです。
伸びているテーマを増やす
600記事を書いたあとも、完全に新記事を止める必要はないと思います。
ただし、書き方を変えます。
今までは、
「思いついた記事を書く」
だったとします。
600記事以降は、
「すでに反応が出ているテーマの周辺を書く」
を増やします。
例えば、ある食材の記事だけ表示回数が多いなら、その食材の量、保存、組み合わせ、使い切り方などへ広げる。
ブログ運営の記事で検索順位が上がっているなら、順位、クリック、表示回数、インデックス、リライトなどへ広げる。
実際の検索データを次の記事作りに使うわけです。
これなら記事を増やすことと改善を同時に進められます。
逆に「書かないテーマ」を決める
600記事まで書くと、
「何でも記事にできる」
という感覚も出てきます。
これは強みですが、弱点にもなります。
何でも記事にすると、アクセスにつながらないテーマまで大量に増える可能性があります。
そこで私は、
書くテーマだけではなく、書かないテーマも決める
ことが必要だと思います。
50記事書いてほとんど表示されなかったテーマ。
サイトの中心から離れすぎているテーマ。
自分でも今後深掘りするつもりがないテーマ。
こうした分野は、新規記事を一度止めてもいいでしょう。
記事を書く能力が上がったからこそ、「書ける」と「書くべき」を分ける必要があります。
600記事全部をリライトしない
ここも重要です。
600記事あると、
「古い記事を全部直そう」
と考えたくなります。
しかし600記事を全部リライトするのは大仕事です。
しかも、検索需要がほとんどない記事を何時間かけて直しても、アクセスがほとんど変わらない可能性があります。
だから優先順位をつけます。
表示回数が多い。
順位が惜しい。
少しクリックされている。
関連する記事が多い。
今後サイトの中心にしたい。
こうした記事から直します。
全記事を平等に扱わない。
600記事を超えたブログでは、この考え方が必要になると思います。
新記事とリライトを両方やる
では600記事以降は、新記事を書かないほうがいいのでしょうか。
私はそこまで極端にする必要はないと思います。
例えば今まで1日10記事書いていたなら、
新記事7本+リライト3本。
あるいは、
新記事5本+リライト5本。
そんな形でもいいでしょう。
重要なのは、600記事を超えても、
「記事数だけを増やすモード」から変わらないこと
を避けることです。
新しい検索需要を探す記事も必要。
すでに反応がある記事を育てる作業も必要。
両方を回していきます。
アクセスが少ない=失敗とは限らない
600記事書いてアクセスが少なかったら、落ち込む可能性はあります。
しかし600記事まで書いたからこそ、次の段階に進めるとも考えられます。
0記事のブログには改善するデータがありません。
10記事でもまだ少ない。
600記事なら大量の比較材料があります。
どんなタイトルが表示されるのか。
どんなテーマがクリックされるのか。
どの記事が30位まで来るのか。
どの記事がまったく動かないのか。
それを分析できること自体が資産です。
まとめ|600記事からは「量」だけでなく「選択」を変える
600記事を書いてもアクセスが少なかったら、私はブログをやめるより先に、やり方を変えます。
601記事目、602記事目と同じ方法で増やし続けるだけではなく、
Search Consoleを見る。
伸びそうな記事を探す。
タイトルを直す。
内部リンクを増やす。
カテゴリーを整理する。
伸びているテーマを深掘りする。
逆に、反応のないテーマは増やさない。
そして新記事とリライトを並行する。
600記事までは「書けること」が大きな武器になります。
しかし、その先では、
「何を書くか」「何を直すか」「何をもう書かないか」を選ぶ力
のほうが重要になるのかもしれません。
600記事はゴールではありません。
むしろ大量の記事とデータを使って、ブログを「量産する段階」から「育てる段階」へ変える一つの区切りなのだと思います。


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