ブログを運営していると、Search Consoleの数字を何度も見るようになる。
クリック数。
表示回数。
CTR。
インデックス数。
そして、その中でも気になるのが平均検索順位だ。
もし平均検索順位が7位くらいまで来ていたら、どう考えるべきなのだろう。
「7位ならかなり上に来ている。ここからはリライトして1〜3位を狙ったほうがいいのでは?」
とも思う。
一方で、
「Googleからある程度評価されているなら、今こそ新記事をどんどん増やしたほうがいいのでは?」
とも考えられる。
私自身、複数サイトへ記事を増やしていると、この二択はかなり重要だと感じる。
今回は、平均検索順位7位のサイトなら、新記事とリライトのどちらを優先するのかを考えてみたい。
平均7位は「かなり良い」ように見える
平均検索順位7位と聞くと、単純にはGoogle検索の1ページ目だ。
そのため、
「もうSEOは成功しているのでは?」
と思いたくなる。
確かに、検索結果の上位へ表示される記事が増えているなら良い兆候だ。
少なくとも、すべての記事が50位や100位という状態とは違う。
Googleから検索候補として扱われているページが存在している可能性が高い。
これは新記事を増やすうえでもプラス材料だと思う。
ただし、ここで注意したい。
Search Consoleの平均検索順位7位=サイトの記事が全部7位という意味ではない。
1位のクエリもあれば、20位のクエリもある。
同じページでも検索キーワードによって順位が違う。
だから「平均7位」という数字だけで、すぐに運営方針を決めるのは少し危険だ。
まず見るべきは「7位の記事」ではない
平均順位7位なら、私なら最初にサイト全体の平均値を見るのをやめる。
次に見るのはページ単位と検索クエリ単位の数字だ。
たとえば、ある記事が、
平均順位4位
表示回数5000
クリック100
だったとする。
別の記事は、
平均順位14位
表示回数3000
クリック20
さらに別の記事は、
平均順位7位
表示回数20
クリック1
かもしれない。
同じように検索結果へ出ていても価値が全然違う。
特に注目したいのは、
「表示回数が多いのに11〜20位くらいにいる記事」
だ。
すでにGoogleが検索結果へ何度も出している。
しかし1ページ目上位には入れていない。
こうした記事は、少し改善することでアクセスが増える可能性がある。
それでも私は新記事を止めたくない
リライト候補が見つかったからといって、新記事を止めるのも違うと思う。
特にサイトを大きくしている途中なら、新記事には大きな役割がある。
新しい検索キーワードを拾える。
カテゴリーを深くできる。
既存記事への内部リンクを増やせる。
Googleにサイトの専門領域をより多く伝えられる。
そして何より、
どの記事が当たるかは公開してみないと分からない。
自分では大作だと思った記事がほとんど表示されず、何気なく書いた記事が検索されることもある。
記事数が少ない段階でリライトばかりしてしまうと、新しい当たり記事を発見する機会まで減ってしまう。
だから平均順位7位なら、私は新規記事の投入を止めない。
新記事70%、リライト30%くらいから始めたい
では、どれくらいの比率にするか。
私なら一つの基準として、
新記事70%・リライト30%
くらいから試したい。
1週間に10本分の作業ができるなら、
新記事7本。
リライト3本。
1日6記事ペースなら、単純計算で4本程度を新記事、2本程度を既存記事改善に使う考え方もできる。
もちろん固定ルールではない。
サイトがまだ小さいなら80対20でもいい。
逆に何千記事もあって、11〜20位の記事が大量にあるなら50対50までリライト比率を高めてもいい。
大切なのは、
「新記事かリライトか」という二者択一にしないことだ。
リライトするなら順位だけで選ばない
ここはかなり重要だと思う。
たとえば平均順位80位の記事を10位まで上げるのは大変かもしれない。
一方、現在11位の記事なら、少し改善するだけで1ページ目へ入る可能性がある。
だからリライト候補は、
順位 × 表示回数 × 検索意図
で選びたい。
特に私なら優先するのは次のような記事だ。
平均順位8〜20位程度。
表示回数が増えている。
検索意図と記事内容がかなり合っている。
タイトルを改善できそう。
情報を追加できそう。
関連記事から内部リンクを送れる。
こうした記事は、すでに「Googleからある程度評価されている記事」と考えられる。
ゼロから新しい記事を当てにいくのとは違う。
すでにゴール近くまで来ている記事を押し上げる作業になる。
1〜3位の記事はむやみに触らない
反対に、すでに1〜3位で安定している記事は、大きく変更しないほうがいい場合もある。
もちろん情報が古くなったら更新する。
間違いがあれば直す。
しかし、
「もっとSEOを強くしよう」
という理由だけでタイトルや本文を大幅変更する必要はない。
すでに検索エンジンから高く評価されている記事なら、まずはその記事から関連記事へ内部リンクをつなぐ方法もある。
勝っている記事を壊さず、勝っている記事を起点にサイトを広げる。
この発想も必要だと思う。
7位なら「周辺記事」を増やす戦略が面白い
平均順位7位という状態で私が特にやりたいのが、上位記事の周辺テーマを増やすことだ。
たとえば、
「タイミーを50代で初めて使った」
という記事が上位表示されたとする。
それなら、
2回目は楽になるのか。
持ち物は何が必要か。
何分前に到着するか。
前日に下見する意味はあるか。
4時間勤務は疲れるか。
同じ職場へもう一度行くメリットは何か。
というように、実体験を細分化して関連記事を作れる。
そして、それぞれを内部リンクでつなぐ。
すると一つの記事だけで検索流入を狙うのではなく、テーマ全体で検索されるサイトへ近づいていく。
これは新記事とリライトを組み合わせる戦略でもある。
リライトは「文字数を増やすこと」ではない
以前の記事を改善するとき、単純に1000文字追加すれば順位が上がるとは考えないほうがいい。
重要なのは検索している人が知りたいことへ近づけることだ。
タイトルが分かりにくければ直す。
結論が遅ければ前へ出す。
実体験が弱ければ具体例を追加する。
古い情報なら更新する。
見出しが検索意図からズレていれば整理する。
関連記事への内部リンクを入れる。
逆に不要な文章を削ることもリライトだ。
長くすることではなく、検索した人にとって使いやすくすること。
私はこれを基準にしたい。
新記事にも既存記事を強くする役割がある
新記事とリライトは、完全に別の作業ではない。
新記事を一本作れば、その記事から過去記事へ内部リンクを送れる。
過去記事から新記事へもリンクできる。
つまり、新記事を増やすこと自体が既存記事の改善につながる場合がある。
特にカテゴリー単位で記事を増やしているサイトでは、この効果は大きい。
新記事を量産する。
関連する過去記事を探す。
相互に内部リンクする。
必要なら過去記事の一部を修正する。
この流れなら、新規投稿とリライトを同時進行できる。
6サイトなら全部同じ比率にしなくてもいい
複数サイトを運営しているなら、さらに面白い。
6サイト全部を70対30にする必要はない。
伸び始めたサイトは新記事80%。
すでに記事数が多く検索表示も大量にあるサイトはリライト40%。
まだGoogleからのデータが少ないサイトは新記事中心。
というように変えられる。
サイトごとに成長段階が違うからだ。
これなら6サイト運営のメリットも生かせる。
毎月Search Consoleを確認し、
「今月はどのサイトへ新記事を入れ、どのサイトを磨くか」
を決める。
単純な記事量産から一段進んだ運営になる。
まとめ|平均7位なら「量産を止めず、勝ちかけの記事を磨く」
平均検索順位7位。
この数字だけで「新記事をやめてリライトへ全振り」と判断する必要はないと思う。
むしろ平均7位まで来ているなら、新しい記事を投入して検索入口をさらに増やす余地がある。
一方で、Search Consoleにはすでに答えが出始めている。
表示回数が多い。
11〜20位にいる。
クリックされ始めている。
そんな記事が見つかったら、放置するのはもったいない。
だから私なら、
新記事70%・リライト30%
くらいから始める。
そしてリライトは全記事へ均等に行わない。
「すでに勝ちかけている記事」から優先する。
新記事で検索入口を増やす。
Search Consoleで反応を見る。
反応した記事をリライトする。
関連記事を追加する。
内部リンクでつなぐ。
そして再び数字を見る。
この循環を作る。
平均検索順位7位という数字はゴールではない。
むしろ、
「量を増やすだけの段階から、量と改善を組み合わせる段階へ入った」
というサインとして使うほうが面白い。
新記事か、リライトか。
私の答えはどちらか一つではない。
新記事を主力にしながら、検索データが教えてくれた有望記事を狙って磨く。
今の段階なら、それが一番現実的なブログの伸ばし方だと思っている。


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