コールセンターで働きながらIT案件を探すのはあり?50代の仕事探しで考えた現実的な方法

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IT系の仕事を探している途中で、コールセンターの仕事が決まった。

こんなときに迷うのが、

「このままコールセンターで働くべきか」

「IT案件が見つかるまで待った方がいいのか」

という問題だ。

特に50代になると、20代や30代の転職とは少し事情が違う。

理想の仕事だけに絞って何か月も待つより、まず収入を確保しながら次を探した方がいい場合もある。

一方で、目の前の仕事に慣れてしまい、ITへの復帰が遠ざかる可能性もある。

今回は、コールセンターで働きながらIT案件を探すのはありなのかを、50代の仕事探しという視点から考えてみたい。

結論としては「かなりあり」だと思う

私なら、コールセンターで働きながらIT案件を探す方法を選択肢に入れる。

理由は単純で、仕事を探している期間にも生活費はかかるからだ。

家賃。

食費。

通信費。

電気代。

交通費。

仕事が決まっていなくても支出は止まらない。

「IT案件が決まるまで働かない」という方法もあるが、いつ案件が決まるかは分からない。

1週間後かもしれない。

1か月後かもしれない。

もっと時間がかかる可能性もある。

それなら、まず働いて毎月の収入を作り、その状態から条件のいいIT案件を探す方が精神的にも余裕を持ちやすい。

無職の状態で探すのとは気持ちが違う

仕事がない状態で求人サイトを見ていると、

「早く決めなければ」

という気持ちが強くなりやすい。

すると、本来なら応募しないような条件の求人にも焦ってしまうことがある。

勤務地が遠い。

時給が希望より低い。

仕事内容が経験と合っていない。

契約期間が短い。

それでも「何もないよりはいい」と思ってしまう。

一方、すでにコールセンターなどで働いていれば、

「今月の収入が完全にゼロになるわけではない」

という安心感がある。

そのため、次のIT案件を少し冷静に選びやすくなる。

これは意外に大きなメリットだと思う。

コールセンター経験も完全な遠回りではない

ITエンジニアを目指しているのにコールセンターで働くと、

「キャリアから外れてしまうのでは?」

と感じることもある。

もちろん、プログラミングやデータベースを扱う仕事と、一般的なコールセンター業務は同じではない。

ただし、完全に無関係とも言い切れない。

電話対応では、相手の話を聞き、状況を整理し、必要な情報を確認し、分かりやすく説明する力が必要になる。

この能力は、ITサポートやヘルプデスク、システム運用などでも役に立つ。

特に利用者から問い合わせを受ける仕事では、

「技術が分かるだけ」

では足りない。

相手が何に困っているのかを短時間で把握する必要がある。

そう考えると、コールセンター経験とIT経験を組み合わせる方向も考えられる。

狙うIT案件を広げる方法もある

IT案件というと、プログラマーやシステムエンジニアだけを考えがちだ。

しかし、働きながら探すなら少し範囲を広げてもいい。

たとえば、

社内ヘルプデスク、ITサポート、システム運用、データ処理、システム改修、テスト、問い合わせ対応を含む保守業務

などだ。

過去に開発経験があり、さらに電話対応経験もあるなら、両方を生かせる仕事が見つかる可能性がある。

「開発100%の仕事でなければ意味がない」

と考える必要はない。

まずIT分野に戻り、そこから再び開発寄りへ動く方法もある。

働きながら探す最大の問題は時間

もちろん、メリットばかりではない。

一番大きい問題は、求人探しに使える時間が減ることだ。

フルタイム勤務なら、平日の大部分は仕事になる。

帰宅してから求人を見る。

応募する。

派遣会社からの電話に対応する。

職務経歴書を修正する。

面談を受ける。

これを毎日続けるのは意外に大変だ。

特に派遣案件では、応募後すぐに電話が来ることもある。

勤務中なら電話に出られない。

そこで重要になるのが、仕事探しの時間を最初から決めておくことだ。

毎日求人を探さなくてもいい

働きながら転職活動をするとき、

「毎日何十件も応募しなければ」

と思うと疲れてしまう。

たとえば平日は、新着求人の確認だけにする。

気になる求人を保存しておき、帰宅後に応募する。

休日には職務経歴書の修正や求人の比較をまとめて行う。

これだけでも続けやすくなる。

求人探しは、一日に大量に行うことより、途中で完全にやめてしまわないことの方が重要だと思う。

ITの勉強も少しだけ続ける

もう一つ気をつけたいのが、ITから完全に離れないことだ。

コールセンターで一日働いたあとに、毎晩2時間も3時間も勉強するのは現実的ではないかもしれない。

それでも、少し触れておく。

SQLを30分確認する。

昔作ったプログラムを見る。

新しい技術の記事を読む。

資格教材を数ページ進める。

求人票に頻繁に出てくる技術を調べる。

この程度でもいい。

重要なのは、

「コールセンター勤務になった瞬間にITの勉強を完全にやめる」

という状態を避けることだ。

週に数時間でも続けていれば、IT案件の面談が入ったときに準備しやすい。

今の仕事を雑に扱わないことも重要

「IT案件が決まるまでのつなぎ」

と考えていると、現在の仕事を軽く考えてしまう危険もある。

これは避けたい。

短期間だったとしても、雇われている間はその仕事をきちんとする。

遅刻しない。

無断欠勤しない。

覚えるべき業務は覚える。

職場のルールを守る。

次の仕事を探すことと、現在の仕事に責任を持つことは両立できる。

また、派遣や契約社員の場合は、契約期間や更新条件、退職時のルールも確認しておきたい。

「IT案件が決まったから明日辞めます」

と簡単にできるとは限らないからだ。

条件のいい案件が出たときに動ける状態にする

働きながらIT案件を探す目的は、求人サイトを眺め続けることではない。

条件の合う案件が出た瞬間に応募できる状態を維持することだと思う。

職務経歴書を最新にしておく。

自分ができる技術を整理しておく。

希望時給を決めておく。

通勤可能な地域を決めておく。

在宅勤務が必要なのか考えておく。

応募する職種をある程度決めておく。

ここまで準備しておけば、良い求人を見つけてから慌てなくて済む。

時給だけで判断しない

転職するときは、どうしても時給や月収が気になる。

もちろん収入は重要だ。

しかし、IT案件へ戻るなら仕事内容も見たい。

多少条件が良くても、IT経験としてほとんど評価されない仕事なら、その先につながりにくいことがある。

反対に、希望より少し条件が低くても、SQLやシステム運用、開発補助などの経験を積めるなら、次の案件への足掛かりになる可能性がある。

目先の時給だけでなく、

「この仕事を半年やったあと、次に何を狙えるか」

まで考えると判断しやすい。

50代だからこそ「収入を確保しながら探す」

50代の仕事探しでは、

「次こそ完璧な仕事を見つけなければ」

と考えすぎない方がいいと思う。

まず収入を確保する。

その状態でIT案件を探す。

ITの勉強も少し続ける。

条件の合う案件が出たら応募する。

これを繰り返す。

一直線に理想の仕事へ進めなくてもいい。

コールセンターからITサポート。

ITサポートからシステム運用。

システム運用から開発・改修。

そんな移動もあり得る。

コールセンターを「ゴール」にしなければいい

結局、コールセンターで働きながらIT案件を探すのはありなのか。

私は十分ありだと思う。

重要なのは、コールセンターで働くことではなく、

そこで仕事探しを止めてしまうかどうかだ。

生活を安定させるために働きながら、次のチャンスを探す。

今の仕事をきちんと続けながら、ITの知識も少しずつ維持する。

そして、自分の経験を生かせる案件が出たら応募する。

50代の転職では、一発で理想の仕事を当てることだけが正解ではない。

「働く → 探す → 条件のいい仕事へ移る」

という方法も立派な戦略だ。

コールセンター勤務は、ITを諦めることではない。

次のIT案件へ移るまでの収入と時間を確保するための、一つの中継地点として考えることもできる。

焦って何もない状態から求人を選ぶより、働きながら次を探す。

今の私なら、その方法を選択肢から外さない。

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