家を出て、駅まで歩く。
いつもと同じ道だった。
スマホは持った。
鍵も持った。
時間にも余裕がある。
「今日は問題なく出かけられそうだ」
そんなことを考えながら駅まで来たところで、ふと気づいた。
財布がない。
ポケットを触る。
ない。
バッグの中を見る。
やっぱりない。
別のポケットも確認する。
それでもない。
家を出るとき、机の上に財布が置いてあったような気がする。
ここまで来て、ようやく財布を家に忘れてきたことに気づいた。
大きなトラブルではない。
それでも、その瞬間はかなり面倒だった。
今回は、財布を忘れたまま駅まで行ってしまった日のことをSolo Logとして残しておきたい。
駅まで来てから財布がないことに気づいた
財布を忘れたことに気づいたのは、駅に着いてからだった。
家を出た直後ならまだいい。
数十メートル歩いたところで気づけば、すぐ取りに戻れる。
しかし駅まで来てしまうと、
「ここからまた家まで戻るのか……」
という気持ちになる。
歩いてきた道を、そのまま逆方向へ歩かなければならない。
急いでいる日なら、予定にも影響する。
財布を忘れただけなのに、一気に面倒な一日になったような感覚があった。
とりあえず、その場でもう一度確認した。
ズボンのポケット。
上着。
バッグ。
財布はない。
何度確認しても、ないものはない。
そこでようやく、
「完全に忘れたな」
と諦めた。
スマホがあるから一瞬「財布なしでも大丈夫?」と思った
ただ、今はスマホがある。
電車についても、スマホで交通系ICを使っている人なら、財布がなくても移動できる場合がある。
買い物もスマホ決済に対応している店ならできる。
そのため一瞬、
「このまま行っても大丈夫なんじゃないか?」
とも考えた。
昔なら財布を忘れた時点で、ほぼ確実に家へ戻っていただろう。
現金もない。
切符も買えない。
買い物もできない。
ところが今はスマホ一台で、かなりのことができる。
これは便利だ。
しかし考えてみると、今日はどこで何が必要になるか分からない。
スマホ決済が使えない店に入るかもしれない。
現金が必要になるかもしれない。
何かあったとき、財布の中に入れているものが必要になる可能性もある。
そして何より、
「財布を忘れた」
と分かっている状態で一日過ごすのが落ち着かない。
結局、家へ戻ることにした。
来た道を戻るのが妙に長く感じる
駅へ向かって歩いているときと、忘れ物を取りに帰るとき。
同じ距離なのに、帰りのほうが長く感じた。
これは不思議だ。
駅へ向かっているときには「目的地へ進んでいる」という感覚がある。
しかし忘れ物を取りに戻っていると、
「本来なら、もう電車に乗っていたはずなのに」
と考えてしまう。
つまり、移動しているのに前へ進んでいない感覚になる。
こういう小さな失敗は、実際に失った時間以上に長く感じるのかもしれない。
歩きながら、
「家を出る前に一回確認すれば済んだのに」
と何度も考えた。
財布。
スマホ。
鍵。
たった3つだ。
数秒で確認できる。
それをしなかった結果、駅と自宅を余計に往復することになった。
財布は普通に家にあった
家に戻る。
財布を探す。
すると、あっさり見つかった。
やはり家に置いたままだった。
こういうとき、財布が見つかった安心感と同時に、
「やっぱりここか」
という気持ちになる。
もし財布が家にもなかったら、もっと大変だった。
途中で落とした可能性も考えなければならない。
駅までの道を探しながら戻ることになったかもしれない。
その意味では、単なる忘れ物で済んでよかった。
財布を持ち、再び家を出た。
今度は玄関を出る前に確認した。
財布。
ある。
スマホ。
ある。
鍵。
ある。
さっきと同じ道を、また駅へ向かって歩いた。
この日二度目の駅までの移動だ。
小さな忘れ物ほど油断する
財布を忘れる。
それだけなら、大事件ではない。
家が遠くなければ戻ればいい。
財布も無事なら、お金を失ったわけでもない。
それでも、こういう小さなトラブルは日常の中で意外と面倒だ。
特に時間ギリギリで動いているときは困る。
たとえば仕事へ行く日。
電車の時間が決まっている日。
人と待ち合わせをしている日。
そんな日に駅まで行ってから財布を忘れたことに気づけば、遅刻につながる可能性もある。
「財布くらい」
と思ってしまうが、数秒の確認で防げるなら確認したほうがいい。
忘れ物をしやすいのは「いつもの行動」のときかもしれない
今回改めて思ったのは、特別な外出より、普段の外出のほうが油断しやすいということだ。
旅行なら持ち物を確認する。
遠出なら前日に準備する。
初めての仕事へ行くなら、
「必要なものは全部あるか?」
と何度も確認する。
ところが、いつもの外出だと確認しない。
いつものバッグ。
いつもの服。
いつもの駅。
だから無意識に、
「今日も大丈夫だろう」
と思ってしまう。
その結果、財布のような基本的なものを忘れる。
慣れているから失敗しないのではなく、慣れているから確認しなくなる。
これは財布以外にも当てはまりそうだ。
玄関で3つ確認することにした
今回の失敗をきっかけに、家を出るときは最低限3つ確認すればいいと思った。
財布・スマホ・鍵。
自分の場合、まずはこの3つだ。
もちろん外出目的によって必要なものは増える。
仕事なら仕事に必要なもの。
雨なら傘。
長時間出かけるならモバイルバッテリー。
しかし毎回すべてを細かくチェックするのは面倒だ。
だから最低限、
「財布、スマホ、鍵」
だけ確認する。
玄関を出る直前にポケットやバッグを触れば、10秒もかからない。
駅まで往復する時間を考えれば、圧倒的にこちらのほうが楽だ。
小さな失敗も記録しておく
財布を忘れて駅まで行った。
文章にすると、本当に小さな出来事だ。
人生を変えるような事件ではない。
大きな挑戦でもない。
しかしSolo Logでは、こういう出来事も残しておきたいと思う。
毎日の生活は、大事件ばかりではない。
むしろ、
財布を忘れた。
電車を間違えた。
道に迷った。
傘を忘れた。
店が休みだった。
そんな小さな出来事のほうが圧倒的に多い。
その瞬間は「面倒だった」で終わる。
でも文章にしてみると、
「なぜ忘れたのか」
「次はどうするか」
「昔と今では財布を忘れたときの状況も違う」
など、意外と考えることがある。
何も起きなかったような一日でも、一つくらいは記録できる出来事がある。
まとめ|数秒の確認で駅までの往復を防げる
今回の出来事は単純だった。
財布を家に忘れた。
気づかず駅まで歩いた。
駅で気づいた。
家まで戻った。
財布を取って、もう一度駅へ向かった。
それだけだ。
結果的には大きな問題にはならなかった。
ただ、家を出る前に数秒確認していれば、余計な往復は必要なかった。
それ以来、玄関を出るときには、
「財布・スマホ・鍵」
を意識するようにした。
忘れ物を完全になくすのは難しい。
また何か忘れる日もあると思う。
それでも、一回の小さな失敗から一つ習慣を作れれば、それで十分なのかもしれない。
そして、もしまた忘れ物をしたら。
そのときは、その失敗もSolo Logに残しておこうと思う。


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