50代になってから仕事を探すと、若い頃とは違った現実に直面する。
求人サイトを開けば、時給1,800円以上の仕事は決して珍しくない。IT関連の仕事なら、時給2,000円を超える案件も見つかる。
しかし、求人が掲載されていることと、自分が採用されることは別の話だ。
私はこれまでVB6やSQLなどを使ったシステム開発に携わってきた。過去の経験を生かせる仕事を探し、派遣求人にも応募している。
希望する時給は1,800円以上。
決して極端に高い金額を求めているつもりはないが、50代の転職活動では、希望条件と実際に紹介される仕事の間に差を感じることがある。
今回は、時給1,800円の仕事を探す中で感じたことや、求人への応募、IT経験の生かし方、今後の働き方について整理してみたい。
※この記事は個人の転職活動をもとにした記録です。求人状況や採用条件は、地域・職種・時期によって異なります。
1.時給1,800円なら月収はいくらになる?
最初に、時給1,800円で働いた場合の収入を計算してみる。
1日8時間、月20日勤務という条件なら、次のようになる。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 時給 | 1,800円 |
| 1日の収入 | 14,400円 |
| 月20日勤務 | 288,000円 |
| 年間12か月 | 3,456,000円 |
月収は約28万8,000円。年収に換算すると約345万6,000円になる。
もちろん、これは税金や社会保険料などを差し引く前の金額だ。交通費や残業代、賞与の有無によっても実際の収入は変わる。
それでも、毎月安定して働ければ、生活費を確保しながら貯金や資格取得にもお金を回せる可能性がある。
私にとって時給1,800円は、単なる数字ではない。
東京で生活を続けながら、将来の起業やブログ運営にも取り組むための、一つの目標になっている。
2.求人は多くても採用されるとは限らない
派遣求人サイトを見ていると、時給1,800円以上の案件が次々と表示される。
事務職、ITサポート、システム運用、プログラマーなど、仕事内容もさまざまだ。
求人情報だけを見ていると、応募すればどこかに決まりそうな気がする。
しかし、実際にはそう簡単ではない。
以前、派遣求人サイトで20件ほど応募した際、翌日に電話連絡があったのは2件だった。
応募先によって選考の進め方は違うため、連絡がない理由を一つに決めることはできない。
応募者が多かったのかもしれないし、求められるスキルと自分の経験が合わなかった可能性もある。
年齢が影響したかどうかも、応募結果だけでは判断できない。
ただ、一つ実感したことがある。
求人に応募することと、仕事を獲得することの間には、大きな壁がある。
応募件数を増やすだけではなく、自分の経験に合った案件を見極めることも必要だと感じている。
3.50代でも過去のIT経験は生かせるのか?
私が仕事探しで意識しているのは、これまでのIT経験だ。
VB6を使ったシステム開発や、SQLを利用したデータ処理などに携わってきた。
VB6は新しいプログラミング言語ではない。
現在のIT業界では、PythonやJava、クラウド関連の技術などが注目されている。
一方で、古いシステムの保守や改修では、過去の開発経験が必要になる場合もある。
特に、既存システムの仕様を調べたり、データベースの処理を確認したりする仕事なら、自分の経験を生かせる可能性がある。
ただし、過去に使ったことがあるというだけでは不十分だ。
どのようなシステムを担当し、どの工程を経験し、何ができるのか。
職務経歴書で具体的に説明する必要がある。
私自身も、昔の経験を現在の仕事にどう結びつけるか、改めて考えている。
4.時給だけで仕事を選ぶと失敗する?
時給1,800円以上という条件は重要だ。
しかし、実際に働くことを考えると、時給以外にも確認したい項目がある。
例えば、通勤時間だ。
時給が高くても、片道2時間かかる職場なら、毎日の負担は大きい。
反対に、時給が多少低くても、自宅から近い職場なら、自由に使える時間が増える。
また、仕事内容も重要になる。
自分の経験を生かせるシステム改修の仕事なのか、それとも未経験に近い業務なのか。
長期契約の可能性や残業時間、職場で求められるスキルについても確認したい。
特に50代になると、無理なく働き続けられる環境かどうかを考えるようになった。
目先の時給だけではなく、半年後や1年後も働いている自分を想像することが大切だと思う。
5.単発バイトを経験して変わった仕事への考え方
最近は、派遣求人への応募だけでなく、タイミーを利用した単発バイトにも挑戦している。
物流関係の仕事や、短時間の現場などを経験した。
単発バイトには、ITの仕事とは違う特徴がある。
初めての職場に行く緊張感はあるものの、短時間で仕事が終わり、働いた分の収入を得られる。
例えば、時給1,300円で3時間働けば3,900円になる。
金額だけを見ると大きくはないが、実際に体を動かして働くことで、仕事に対する感覚が変わることもある。
もちろん、毎回仕事が見つかるとは限らない。移動時間や交通費を考えると、効率が悪くなる場合もある。
それでも、長期の派遣案件を探しながら、空いている日に短時間働くという選択肢ができた。
仕事が決まるまで何もしないのではなく、自分にできることを続けていきたい。
6.時給1,800円と資格取得、どちらを優先する?
仕事探しを続ける中で、資格取得についても考えるようになった。
特に興味があるのは、AWSやAzureなどのクラウド関連資格だ。
昔のプログラミング経験だけに頼るのではなく、新しい技術も身につけたい。
ただし、資格を取得すれば必ず時給が上がるわけではない。
求人によっては、資格よりも実務経験を重視する場合がある。
そのため、今の私には二つの課題がある。
一つは、これまでの経験を生かせる仕事を見つけること。
もう一つは、将来の仕事につながる新しい技術を学ぶことだ。
資格取得だけに時間を使い、収入を得る機会を逃してしまっては意味がない。
仕事探しと勉強を並行して進める方法を考えている。
7.50代の転職活動で気づいたこと
若い頃は、経験を積めば自然に次の仕事につながると思っていた。
しかし、50代になった今は、経験があるだけでは足りないと感じる。
求人で求められるスキルと、自分が提供できるスキルを一致させる必要がある。
また、過去の実績にこだわりすぎず、新しい働き方を試す柔軟性も必要だ。
派遣社員として働くことも、単発バイトをすることも、資格を取得することも、すべて今後の選択肢になる。
応募しても連絡が来ないときは、気持ちが落ち込むこともある。
それでも、応募書類を見直したり、求人の探し方を変えたりすることで、改善できる部分はあるはずだ。
50代だからといって、仕事探しを諦める理由にはしたくない。
8.これからの仕事探しで実行したいこと
今後は、時給1,800円以上の仕事を中心に探しながら、応募する案件の条件を整理していきたい。
特に注目したいのは、VB6やSQLの経験を生かせるシステム開発、改修、保守の仕事だ。
同時に、クラウド関連の学習も進めたい。
単発バイトについても、通勤時間や仕事内容を考えながら、無理のない範囲で続けるつもりだ。
さらに、ブログ運営にも取り組んでいる。
ブログの収益がすぐに生活費を支えるとは考えていないが、記事を積み重ねることで、将来的な収入源の一つに育てられたらと思う。
会社から得る収入だけに頼らず、複数の収入源を持つことも、今後の目標だ。
まとめ|時給1,800円は現実的な目標として追い続けたい
時給1,800円の求人を探して感じたのは、希望する仕事を見つけることと、実際に採用されることは違うという現実だった。
過去のIT経験は、自分にとって大切な財産だ。
しかし、その経験を現在の求人に合わせて伝えなければ、採用につながらない可能性がある。
一方で、タイミーなどの単発バイトを経験したことで、仕事の選択肢が一つではないことにも気づいた。
今後も時給1,800円以上を一つの目標にしながら、ITの仕事、資格取得、単発バイト、ブログ運営を組み合わせていきたい。
53歳からでも、働き方を変える挑戦は続けられる。
焦って条件に合わない仕事を選ぶのではなく、目の前の収入を確保しながら、次につながる経験を積んでいこうと思う。


コメント