仕事をしていると、誰でも一度くらいは注意を受けることがある。
しかし、「重大事項」と言われるレベルの指摘を、それも短期間で2回受けたときは、本当に焦った。
「このまま契約終了になるかもしれない。」
そんな不安が頭の中を何度もよぎった。
今回は、そのときの心境と、そこから学んだことを書いてみたい。
最初の指摘
最初に指摘を受けたときは、自分ではそこまで重大な問題だとは思っていなかった。
しかし、会社側から説明を受けると、ルール違反につながる可能性がある内容だった。
派遣先では、個人の感覚ではなく、会社として守らなければならないルールがある。
「これくらい大丈夫だろう。」
そんな考えは通用しない。
そのとき初めて、派遣社員であっても社員と同じように高いコンプライアンス意識が求められていることを実感した。
二度目の指摘
そして、しばらくして再び重大事項の指摘を受けた。
さすがに2回目は頭が真っ白になった。
「もう終わったかもしれない。」
そんな言葉しか思い浮かばなかった。
派遣会社にも連絡が入り、自分自身もかなり落ち込んだ。
仕事中も集中できず、
「周りはどう思っているんだろう。」
「契約更新はないのではないか。」
そんなことばかり考えてしまった。
自分を責め続けた
家に帰ってからも、その日の出来事を何度も思い返した。
「あのとき違う行動をしていれば。」
「確認しておけば。」
後悔ばかりが頭を巡る。
眠ろうとしても気になってしまい、なかなか寝付けなかった。
仕事で失敗すると、プライベートまで気持ちを引きずってしまう。
社会人なら、多くの人が一度は経験する感覚かもしれない。
派遣社員だからこそのプレッシャー
派遣社員は、正社員とは違ったプレッシャーがある。
契約期間が決まっているため、
「契約更新されるだろうか。」
という不安が常につきまとう。
重大事項という言葉を聞いた瞬間、その不安が一気に現実味を帯びる。
だからこそ、精神的なダメージはかなり大きかった。
失敗の後に大切なこと
落ち込むだけでは何も変わらない。
自分に必要なのは、
「同じ失敗を繰り返さない仕組み」
を作ることだった。
そこで意識したのは、
- 分からないことはすぐ確認する
- 作業前に手順を見直す
- 焦って進めない
- メモを残す
- 思い込みで判断しない
という基本的なことだった。
当たり前のように見えるが、この積み重ねが一番効果的だった。
周囲の見方は意外と違う
自分では、
「もう信用を失った。」
と思っていた。
しかし実際には、仕事を続けていく中で普通に接してくれる人も多かった。
もちろん、一度失った信用を取り戻すには時間がかかる。
それでも、毎日まじめに仕事を続けることで、少しずつ評価は変わっていくのだと感じた。
完璧な人はいない
職場には経験豊富な人もいる。
その人たちでさえ、過去には失敗を経験しているはずだ。
表に出さないだけで、多くの人が失敗を乗り越えて今の仕事をしている。
自分だけが失敗しているわけではない。
そう考えることで、少し気持ちが楽になった。
今振り返ると
2回も重大事項の指摘を受けたときは、本当に「終わった」と思った。
しかし、その経験があったからこそ、仕事への向き合い方は以前より慎重になった。
確認する習慣。
報告する習慣。
ルールを守る意識。
これらは一度大きく失敗したからこそ身についたものだ。
できれば経験したくない出来事だったが、長い社会人生活の中では無駄ではなかったと思っている。
おわりに
仕事で大きな注意を受けると、自信を失ってしまう。
私も「契約終了かもしれない」と本気で不安になった。
それでも、その後の行動次第で状況は変えられる。
失敗そのものよりも、その後どう向き合うかのほうが大切だ。
今でもあの日の緊張感は忘れられない。
だからこそ、毎日の仕事では「確認」「報告」「慎重な行動」を以前以上に意識するようになった。
あの2回の重大事項の指摘は苦い経験だったが、社会人として成長するきっかけにもなったと思っている。


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