派遣先のロッカーに財布を忘れてしまいましたw

Solo Actions|ひとり行動ログ

帰りの電車で気づいた

その日はいつも通りだった。

朝から仕事をして、定時になり、帰宅準備を始める。

パソコンを閉じる。

デスクを片付ける。

挨拶をする。

ロッカーから荷物を取り出す。

そして会社を出た。

何の違和感もなかった。

電車に乗るまでは。

改札を通ろうとした時だった。

財布がない。

ポケットを確認する。

ない。

カバンを確認する。

ない。

もう一度確認する。

やっぱりない。

その瞬間、頭の中に一つの映像が浮かんだ。

「ロッカーの中だ。」

人は焦ると面白い

財布がないと気付いた瞬間、人間は驚くほど焦る。

冷静に考えれば、

「会社に忘れただけ」

である。

しかし脳内では大事件になっている。

落としたかもしれない。

盗まれたかもしれない。

財布の中には何が入っていたっけ。

現金はいくらだ。

クレジットカードは。

免許証は。

保険証は。

次々と不安が押し寄せる。

実際にはロッカーに置き忘れただけなのに。

なぜ忘れたのか

後で考えると理由は単純だった。

疲れていた。

仕事が終わった安心感もあった。

スマホを見ながら帰り支度をしていた。

そしていつもの動作を無意識で行った。

人間は慣れると確認をしなくなる。

だから忘れる。

財布だけではない。

傘もそうだ。

社員証もそうだ。

充電器もそうだ。

忘れ物の原因は意外と単純である。

財布の重要性を再認識する

財布がないと何もできない。

改めてそう思った。

現金。

カード。

身分証。

全部入っている。

普段は当たり前に持っている。

しかし無くなると急に不安になる。

普段の存在感は薄い。

だが無くなった瞬間に主役になる。

健康と同じかもしれない。

ある時は気にならない。

失った時に重要性が分かる。

ロッカーの中を想像する

電車の中で私は考えていた。

今頃財布はロッカーの中にいる。

静かなロッカーの中で一晩過ごすのか。

それとも誰かが気付くだろうか。

いや、ロッカーは鍵が掛かっている。

たぶん大丈夫だ。

しかし不安は消えない。

頭の中では様々なシナリオが展開される。

人間は想像力が豊かすぎる。

翌朝の出勤

翌朝。

少し早めに家を出た。

いつもより財布のことばかり考えている。

会社に着く。

ロッカーへ向かう。

鍵を開ける。

そこに財布があった。

昨日と同じ場所に。

当たり前だ。

誰も触っていない。

何も変わっていない。

それなのに妙に感動した。

再会である。

財布との再会

財布を手に取る。

中身を確認する。

現金。

カード。

免許証。

全部ある。

当然なのだが安心した。

普段は意識しない存在。

しかし一晩離れただけで妙な愛着が湧いた。

少し大げさかもしれない。

だが本当にそう感じた。

ソロ生活と忘れ物

一人暮らしをしていると、忘れ物のダメージが大きい。

誰も教えてくれない。

誰も気付いてくれない。

家族がいると、

「財布持った?」

と言われることもある。

しかし一人だと全部自己責任だ。

自由ではある。

だが確認する人もいない。

ソロ生活とはそういうものだ。

年齢と忘れ物

若い頃も忘れ物はした。

しかし最近は少し違う。

「もしかして年齢のせいか?」

と思う瞬間がある。

もちろん加齢だけではない。

仕事。

生活。

考えること。

増えている。

脳のメモリが常に埋まっている状態なのかもしれない。

だからこそ仕組みが必要だ。

財布確認。

スマホ確認。

鍵確認。

出発前のルーティン。

意外と馬鹿にできない。

小さな失敗はネタになる

昔なら落ち込んでいたかもしれない。

しかし今は違う。

「ああ、また一つネタができた。」

そんな風に思う。

人生は大成功だけでできていない。

小さな失敗。

小さな恥。

小さな後悔。

そういうものの積み重ねでできている。

そして後から振り返ると案外面白い。

まとめ

派遣先のロッカーに財布を忘れた。

その時は焦った。

かなり焦った。

しかし結果的には無事だった。

そして一つ学んだ。

人間は慣れた時が一番危ない。

確認をしなくなるからだ。

財布。

スマホ。

鍵。

この三つだけは確認して帰ろう。

そう思った。

たぶん次も何か忘れる気はするけれど。

その時はまたソロログのネタにしようと思う。

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