ブログを続けていると、どうしても数字が気になる。
記事を書いた。
公開した。
Googleにインデックスされた。
数日後、Search Consoleを見る。
クリック1。
たった1クリック。
以前の自分なら、この数字を見て「この記事は失敗だったのかな」と思っていた。
何時間もかけて書いた記事なら、なおさらだ。
100クリック、1000クリックされる記事を期待しているのに、現実は1クリック。
でも最近は、クリック1の記事をすぐに「失敗」と決めないことにした。
今回は、その理由を書いておきたい。
クリック1を見ると少なく感じる
数字だけを見ると、1クリックは小さい。
ブログ全体のアクセスを増やしたいと思っているなら、
「もっとクリックされてほしい」
と思うのは当然だ。
10記事書いて、それぞれ1クリック。
合計しても10クリックだ。
これでは大きなアクセスとは言えない。
だから、
「このテーマはダメだった」
「記事を書く意味がなかった」
「消したほうがいいのでは?」
と考えたくなる。
自分も何度もそう思った。
でも、ここで一つ考えるようになった。
そもそも、その1クリックはどこから来たのだろう。
0ではなく1ということ
検索結果に自分の記事が表示され、その中から誰か一人がクリックした。
当たり前のことだが、よく考えると面白い。
ネット上には大量の記事がある。
企業サイトもある。
有名なブログもある。
長年運営されているサイトもある。
その中で、自分が書いた記事を一人が選んだ。
1クリックという数字だけを見ると小さい。
しかし実際には、
一人の人間が自分の記事を読みに来た
ということでもある。
これを0と同じ扱いにしていいのだろうか。
最近はそう考えるようになった。
1クリックの記事にも検索需要はあった
少なくとも1クリックされたなら、そのテーマを検索する人が存在した可能性がある。
ここは自分にとって重要だった。
ブログの記事候補を考えていると、
「こんな細かいことを検索する人なんているのか?」
と思うことがある。
でも実際に記事を書いてみると、表示される。
そして、ときどきクリックされる。
たった一人でも読みに来る。
すると、
「このテーマは完全に外れだった」
とは言い切れなくなる。
もちろん1クリックだけで、
「需要が大きいテーマだ」
とも言えない。
そこまで判断するにはデータが少なすぎる。
だから自分は、
成功とも決めない。失敗とも決めない。
という扱いにすることにした。
記事には時間が必要な場合もある
ブログをやっていて難しいのが時間だ。
公開した翌日にアクセスが来る記事もあれば、しばらくほとんど動かない記事もある。
そのため、公開直後の数字だけで判断すると早すぎることがある。
例えば、
公開1週間で1クリック。
これだけなら弱く見える。
しかし、その記事が少しずつ検索結果に表示されるようになり、数か月後にアクセスが増える可能性もゼロではない。
逆に最初だけクリックされ、その後まったく読まれなくなることもある。
未来は分からない。
だから、自分の場合はクリック1を見ただけで記事を削除するより、
しばらく置いて様子を見る
ほうがいいと考えるようになった。
クリック数だけでは分からないこともある
Search Consoleを見ると、クリック数が一番目につく。
0。
1。
3。
10。
数字なので分かりやすい。
しかし、見るものはクリックだけではない。
表示回数がどうなっているか。
どんな検索語で表示されているか。
掲載位置はどう変化しているか。
こうした部分もある。
例えばクリック1でも、表示回数が以前より増えている記事ならどうだろう。
検索結果には出始めている。
ただ、まだクリックされる位置まで上がっていないだけかもしれない。
それなら、
タイトルを見直す。
内容を追加する。
関連記事から内部リンクを送る。
同じテーマの記事を増やす。
という次の手を考えられる。
つまりクリック1は、
「この記事は終わり」
という数字ではなく、
改善を考えるための途中経過
として見ることもできる。
1記事だけで判断しないことにした
ブログを続けていると、一つの記事に期待しすぎることがある。
「この記事はアクセスが来そうだ」
と思って公開する。
ところが全然クリックされない。
がっかりする。
でも、その記事を書いたことで次の記事候補が見つかることもある。
例えば、
「Aは検索されなかったけれど、Aと一緒に検索されるBならどうだろう」
と考える。
Bを書く。
さらにCが思いつく。
気づけば一つのテーマから10記事できる。
その10記事のうち、どの記事が読まれるかは公開してみないと分からない。
最初の1記事だけを見て失敗と判断していたら、BもCも書かなかったかもしれない。
AIで記事を書ける時代だからこそ判断が難しい
今はAIを使えば、以前よりかなり速く記事を作れる。
これは大きなメリットだと思う。
一方で記事を増やしやすくなったからこそ、
「この記事を残すのか」
「直すのか」
「別の記事を書くのか」
という判断が難しくなった。
記事数だけ増やして満足してもアクセスにつながるとは限らない。
だから最近は、書くことと同じくらい、
公開した後の数字を見ること
が大切なのではないかと思っている。
ただし、数字を見るたびに一喜一憂すると疲れる。
そこでクリック1の記事については、とりあえず失敗判定を保留する。
これくらいが自分にはちょうどいい。
クリック1から関連記事を作る
クリック1の記事を見つけたら、その記事だけを見るのではなく周辺テーマを考える方法もある。
例えば、ある疑問についての記事が1クリックされた。
ならば、
「条件を変えたらどうなる?」
「量を変えたら?」
「初心者の場合は?」
「一人暮らしなら?」
「50代なら?」
と少し角度を変えて考える。
一つの検索意図の周辺には、別の疑問が隠れていることがある。
クリック1の記事が、次の10記事を考える入口になる可能性もある。
そう考えると、1クリックの記事にも役割がある。
本当に失敗かどうかは後で決めればいい
もちろん、すべての記事を永久に残せばいいとは思っていない。
長期間ほとんど表示されない。
内容が古くなった。
似た記事が増えすぎた。
検索意図から大きく外れている。
こういう記事なら、統合やリライトを考えることもあるだろう。
ただ、自分がやめようと思ったのは、
数字が小さいという理由だけで、すぐ失敗と決めること
だ。
クリック1なら保留。
表示回数が増えているなら観察。
少し順位が上がったらもう少し待つ。
関連するテーマが見つかったら次の記事を書く。
このくらいでいい。
たった一人でも読んだ人がいる
ブログを数字だけで見ると、感覚がおかしくなることがある。
1クリック。
たった1。
しかし現実の世界で考えてみる。
自分が書いた文章を、知らない人が一人わざわざ読みに来てくれた。
そう考えると、完全なゼロではない。
もちろんブログを成長させたいなら、1クリックで満足して終わるわけにはいかない。
10クリック。
100クリック。
その先を目指したい。
でも、
1クリックだったから失敗
と決める必要もない。
クリック1は「判定保留」にする
最近の自分の結論はこれだ。
クリック1の記事は成功記事ではない。
でも失敗記事とも決めない。
判定保留の記事だ。
しばらく置いてみる。
表示回数を見る。
検索語を見る。
必要なら直す。
関連記事を書く。
それでも長期間まったく伸びなければ、そのとき改めて考える。
ブログは記事を公開した瞬間にすべてが決まるものではない。
少なくとも自分は、そう考えて続けてみることにした。
今日1クリックだった記事が、半年後にどうなっているかは分からない。
だから今は消さない。
そして次の記事を書く。
クリック1を「失敗」ではなく、まだ結果が出ていない途中の数字として見てみる。
アクセスが少ないブログを続けている今の自分には、そのくらいの距離感がちょうどいいと思っている。


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