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はじめに
休日の新宿。
特に予定があるわけでもなく、誰かと会う約束があるわけでもない。
それでも家にいる気分ではなかった。
「とりあえず新宿へ行ってみよう。」
そんな軽い気持ちで電車に乗り、気が付けば約3時間、新宿の街を歩き続けていた。
何かを探していたわけではない。
目的地もない。
ただ歩いただけ。
でも、その時間は思っていた以上に悪くなかった。
とりあえず駅を出る
新宿駅を出ると、いつものように多くの人が行き交っていた。
観光客。
買い物帰りの人。
スーツ姿の会社員。
友達同士で笑いながら歩く若者。
一人でスマートフォンを見ながら歩く人。
それぞれが自分の目的地へ向かっている。
その中で、自分だけは目的地がない。
最初は少し不思議な感覚だった。
行き先を決めない散歩
普段なら「どこへ行くか」を決めてから歩く。
ラーメンを食べる。
家電量販店へ寄る。
本屋へ行く。
カフェで休憩する。
今日は違う。
信号を渡り、その先で気になった道へ曲がる。
また別の道へ入る。
それだけ。
地図も見ない。
時間も気にしない。
そんな歩き方をしたのは久しぶりだった。
街を観察してみる
歩いていると、今まで気付かなかったことが見えてくる。
新しい飲食店。
閉店した店。
工事中のビル。
海外からの旅行者。
小さな公園。
普段なら素通りしてしまう風景も、今日はゆっくり見ることができた。
新宿は何度来ても変化している。
昨日まであった店がなくなり、新しい店ができる。
街そのものが生きているように感じた。
休憩しなくても歩けた
途中で「そろそろ休もうかな」と思った。
でも、歩き続けてみた。
気が付けば2時間近く経っていた。
疲れているはずなのに、不思議と足は止まらない。
目的がないからこそ、急ぐ必要もない。
誰かを待たせることもない。
一人で歩く自由さを改めて感じた。
考え事が整理される
散歩をしていると、自然と頭の中が整理される。
最近の仕事。
ブログのこと。
これから挑戦したいこと。
資格の勉強。
将来の目標。
家で考えていると堂々巡りになることでも、歩きながら考えると少し違う。
答えが出るわけではない。
それでも、「まあ、少しずつやればいいか」と思えるようになる。
一人だから気楽だった
もし誰かと一緒なら、
「次はどこへ行く?」
「何を食べる?」
そんな相談をしていたかもしれない。
でも今日は一人。
歩きたい方向へ歩く。
立ち止まりたければ立ち止まる。
気になった店があれば外から眺める。
誰にも合わせなくていい。
この気楽さは、一人散歩ならではの魅力だと思う。
お金をほとんど使わない時間
新宿は誘惑の多い街だ。
ショッピング。
映画。
ゲームセンター。
飲食店。
買おうと思えば、いくらでもお金を使える。
しかし、この日はほとんど使わなかった。
歩いて、景色を見て、街の空気を感じる。
それだけでも十分に楽しめた。
「楽しむには、お金が必要」という思い込みが少し変わった気がした。
気付けば3時間
時計を見ると、約3時間が過ぎていた。
「もうそんな時間か。」
歩いた距離はかなり長かったはずだ。
それでも、「無駄だった」とは思わなかった。
むしろ、何もしない時間を持てたことに満足していた。
最近は、何か生産的なことをしなければならないと思いがちだ。
勉強。
仕事。
副業。
SNS。
動画視聴。
常に何かをしている。
だからこそ、目的のない散歩は新鮮だった。
ソロログとして残したい一日
誰かから見れば、「ただ歩いただけの日」かもしれない。
写真映えする場所へ行ったわけでもない。
特別な出来事もなかった。
しかし、自分にとっては意味のある3時間だった。
街を歩き、人を眺め、自分の考えを整理し、季節の空気を感じる。
そんな時間も、人生には必要なのだと思う。
ソロログは、派手な出来事だけを記録するものではない。
何気ない日常や、自分だけが価値を感じた時間も立派な記録になる。
数年後にこの記事を読み返したとき、「あの日は新宿を3時間歩いたな」と思い出せるだろう。
それだけでも、この文章を書いた意味はある。
まとめ
新宿を約3時間、意味もなく歩いた。
最初は時間を持て余しているようにも感じたが、歩き終えた頃には気持ちが軽くなっていた。
一人で歩くからこそ見える景色がある。
目的地がないからこそ見つかる発見がある。
何もしない時間は、決して無駄ではない。
これからも、ときどき予定を作らず街を歩いてみようと思う。
その日感じたことを、またソロログとして残していきたい。


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